アキレス腱が切れたら手術をしなければならないと思っているでしょう。でも手術せずに5週間ほどの固定で歩行しながら治すことができます。

 この方法を世界で初めて行ったのが阿南町の吉沢整骨院長吉沢勝喜先生です。先生は20年ほど前からこの方法でアキレス腱断裂の治療をしていて、治した人の数は、この方法を学んだ先生の症例も含め200人以上に及びます。 跛行なしに歩行できるまでの期間(治癒期間)は平均2.5〜3ヶ月で、入院をせずにほぼ平常通りの日常生活が可能です。手術のような瘢痕形成や感染のリスクも無く、手術後の癒着や安静による筋力低下も少ない、すぐれた方法なのです。

 過去にも手術しないで治している例はありましたが、足の甲から大腿までのギプス固定で松葉杖を使う方法でしたので日常生活が大変でした。 無血歩行療法は、足の甲から膝下までの短い固定ですので膝が曲がりますし、弾力のある軽いプラスティック素材を用いますので、松葉杖なしで歩行でき、軽度の仕事も可能です。

 当院でも吉沢先生のご指導でアキレス腱断裂無血歩行療法を行っていますので、もし、アキレス腱を切った方がいらしたらぜひお勧め下さい。(注:手術療法を観血療法、保存療法のことを無血療法といいます)

 アキレス腱断裂無血歩行療法の詳細は「アキレス腱断裂を手術せず歩いて治す」をご覧ください。